ファミコンSEと面白擬声語

あれだ。
音楽を無理矢理テキスト化して頭の中で流す(俺Pod)のは誰もがやっていることだと思うが、その中でもアーバンチャンピオンプレイ風景(リプレイ)は名曲だと思う。なぜならもう音が普通じゃない。音が普通じゃないとすれば、即ち尋常ではない。
「すぷッ(ジャブ喰らい)」「どぅう〜ぷッ(吹っ飛びダウン)」「コスッ(ガード)」「ほぅーん(鉢)」「キヨキヨキヨ(ぴより)」「んうぅうんぅうんぅん(ポリス来襲)」
舞城の操る面白擬声語(擬態語)も、荒木チルドレンの世代というわけではなく、単純にファミコンSEから来てるんじゃないかと思う時がある。
音感を脳直出しで扱うのは小二的(ライフスタイル)な思考パターンと近くて、実際俺も幼い頃祖父の家にファミコンがあってロードランナーがいたくお気に入りだったので「おひぃちゃんぶぶっぷやって(萌えポイント)」とせがんでいたそうだ。

(補足)
ロードランナーのループ形式のBGMはひたすら「ぶぶっぷぶぶっぷ〜*」と聞こえる為。あとロードランナーの「>レンガに穴を掘る>自分にとってまたは大義的に悪い奴を埋める>お宝奪取」と言う構造に人間の欲望の奥深いところや性的行為のメタファーをなぞられたものとして論文を書いたメガネを殴りたい(という妄想)

そして、俺が大きくなったあとも執拗にロードランナーを薦めてくる祖父を見て、あんたみたいのがいるから投稿ハガキの面白老人ネタが尽きないんだ、と思いつつもなんだか癒された。
それではお聴き下さい。相川七瀬『夢見る少女じゃいられない』