Linux Desktop Advent Calendar 2015 - Qiita の4日目です
(まったく需要がなさそうな話題ですが)QupZillaというGPLv3ライセンスのQtWebKitベースのウェブブラウザがあり。最近これを愛用しています。
このブラウザを使う理由はChromeやFirefoxの都会暮しに疲れたからとかPhantomJSの気持ちになってデバッグする気分のぐらいの時しかないですが、それはそうとQupZillaには自分の好みの動作になるよう機能を拡張するプラグイン機構があり、今時のウェブブラウザらしくソースコードディレクトリ内へC++/Qtのコードを書いて放り込みいっしょにコンパイルします。
git clone https://github.com/QupZilla/qupzilla cd qupzilla/src/plugins
にGreaseMonkey、マウスジェスチャなどの標準プラグインが入っています
git clone https://github.com/QupZilla/qupzilla-plugins
へサンプルプラグインがあり、これを組み込んで機能が追加できるのが確認できます PluginInterfaceのインターフェイスを実装してQtのAPIを呼んだりメニュー要素を差し込んだりします。
余談ですが、過去にKonquerorというKDEのブラウザを使っていたのですがこの度Chroniumベースの別のブラウザ実装に置き換わるようです、とArchiWikiに書いてあった https://wiki.archlinux.org/index.php/KDE#Konqueror_and_Rekonq